htc VIVEで遊べるオススメソフト「Vanishing Realms」はVR対応のロールプレイングゲームだ。現在エピソード1、2までが実装されている。早期アクセス扱いだが、実装部分は完成しており現在VIVEで遊べるVRのロープレとしては貴重な存在だ。英語のみの対応であるため敬遠されがちだがクオリティは高い。今回は前半部分の攻略を中心に紹介していく。
本格バーチャル・リアリティ対応RPG「Vanishing Realms」
「Vanishing Realms」はウィザードリィやダンジョン・マスターを彷彿させるプリティミティブな古典的ロールプレイングの要素をもったゲームになっている。VIVEのローンチ直後から早期アクセス扱いで販売されているが、ユーザーの評価は総じて高く、ゲームの完成度は折り紙付きだ。ゲームタイトルの少ないVIVEでは貴重なVR対応のゲームソフトだろう。
バニシングレルムズの世界観は馴染みやすい中世ファンタジーで描画テイストはフォトリアルではなくコミック調だ。イラストタッチで描かれたフィールドは日本のRPGファンでも馴染みやすい。対峙するモンスターもリアルではないので恐怖感も薄くVRに慣れてないユーザーでも安心して遊べる。
ルームスケールVRを駆使したバトル
戦闘はRPGらしく剣と弓、そして魔法を駆使して闘う。敵のタイプも接近戦重視のファイタータイプから、遠隔が得意なアーチャータイプ。支援や範囲魔法を放ってくるソーサラータイプなど豊富で、本格的なバトルが遊べる。VIVEコントローラーを使ったチャンバラバトルは良い運動になるくらい激しい。VRならではの緊迫した戦闘体験を堪能しよう。小さいころに夢描いていたRPGの未来の片鱗がこのゲームにはある。
弓矢や遠隔魔法攻撃はルームスケール内の範囲であればプレイヤーが動作する事で回避できる。前方から放たれた弓矢を見切って回避しつつ、こちらの攻撃を浴びせるといった芸当も可能だ。このようなVR体験をRPGで遊べるのはhtc VIVEならではの魅力だろう。
本タイトルは残念ながら2016年6月現在日本語は未対応である。アドベンチャー要素も強いRPGだが謎解きのヒントは基本英語だ。ネイティブのユーザーであれば簡単なトリックも日本人だと詰まってしまう箇所も多い。今回は前半と後半の2回に分けて実装部分の進行方法を記しておく。ゲーム進行に躓いた際の助けになれば幸いだ。
攻略1 スタート(チュートリアル)~扉の解錠
ゲームを開始すると前方に3つの台座が見える。「The Lab」のワープ移動の容量でVIVEコントローラーで行き先を指定して移動しよう。本ゲームは基本移動はこの方法を用いる。慣れると自由自在に敵の遠隔攻撃を回避できるようになる。徐々に慣れていこう。
黄色いリンゴが左端の台座においてあるのでVIVEコントローラーを用いて持ち上げる
持ち上げたリンゴを中央の台座に移動させる。基本的な動作の確認チュートリアルになっている。
右の赤いリングはアイテム収納シュートリアルだ。グリップボタンで持ち上げて腰付近にあるアイテム収納用のカバンにドロップしよう。
ドロップ方法などはVRを通じてVIVEコントローラーに記載されている。
アイテム保管UI
腰付近にユーザーインターフェイスともいえる各種HUD類が並んでいる。メニューボタンなどを利用しなくてもアクセスできるVRらしい優れたUIだ。慣れるとスムーズに扱う事ができる。
鞄1右・・・複数のアイテムを一時保管できる。
鞄2左・・・こちらにも保管できる。2つで結構な数を持ち歩ける。
GOLD・・・お金。部屋や敵を倒した際に散らばっている。こまめに集める必要がある。
Health・・・ドラクエやFFでいうところの「HP」 敵の攻撃やトラップで消費する。アイテムで回復も可能。
Mana・・・ドラクエやFFでいうところの「MP」魔法を使う際に消費する
武器格納エリア・・・剣、弓、魔法杖、盾と進行していくと保管箇所が増える。
前方の光の渦に飛び込むと大きな部屋に出る。中央の光るアイテムに向かおう
VIVEコントローラーのグリップでゴールドを取得する事ができる。このようなアイテムは今後様々な箇所で隠されている。強い武器を購入する際に必要になるので見かけたらゲットしておこう。
中央のアイテムを取得するとトラップが発動する。トラップの動きを見ながらVIVEコントローラーのワープ移動を利用して前の通路に向かおう。
通路の入り口の地面にセーブポイントのタイルがある。各チェックポイントに存在するので忘れずアクセスする必要がある。
通路を進むと扉があり、進めない事が分かる。
隣の部屋の壁を良く調べると鍵がぶら下がっている事が確認できる。鍵をゲットしよう。すぐ使うのであれば右手のバイブコントローラーで掴んだままでも良い。勿論鞄に収納する事も可能だ
扉の中央の鍵穴にカギを接触させると自動的に解錠される。
進行していくと同様の扉ギミックがある。カギは該当箇所専用なので場所毎に新しいカギを手に入れる必要がある。