htc VIVE・VRパソコン購入ガイド

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ハイエンドPCVRのhtc VIVE。コンソールのPSVRと違い、パソコンを用いるため普段自作PCやゲーミングPCに馴染みがないユーザーには購入ハードルが高い。本稿ではhtc VIVEを楽しむために必要なパソコンやhtc VIVE本体の購入方法をガイドとして記載しておく。

2016年秋冬版 htc vive購入ガイド

パソコンは製品の更新サイクルが早く、数ヶ月単位で選択が変化していく。今回は直近の2016年秋冬を例に構成した。前半がVIVE本体の購入方法、後半がPCの選択方法、となっている。今後、変更があり次第修正予定である。またhtc VIVEの購入を検討している段階であれば以下にメリット・デメリットをレビューとして纏めている。

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htcVIVE本体を購入する方法

htcVIVEは発売初期は海外のサイトから直に購入するしかなかったが、現在は国内販売が正式にスタートしており、店舗、サイト、ネットショップと幅広い購入方法がある。店舗で買えば直接持って帰る事もできる。htc VIVEはかなりの重量なので車以外であれば配送がオススメだ。

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1:店舗で購入する

ツクモやドスパラ、パソコン工房が近くにあれば、直接店舗で購入する事ができる。またVR体験コーナーがある店舗ではhtcVIVEを直接体験してから購入することも可能だ。ただしVR体験は予約制や時間指定制なので事前に対象店舗の下調べは必要になる。

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体験ソフトは「The Lab」がオススメ

様々なソフトで体験できるが、基本的には「The Lab」か「The Blu」が良い。グラフィックもPCVRならではのクオリティで楽しめ、最適化も十分行われている。「ルームスケール」、「モーションコントローラー」、「PCならではのグラフィック水準」という重要項目が確認できる。

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2:公式サイトから購入する

htc VIVEの公式ホームページから直接注文できる。htcではなくデジカがストアを運用していおり、日本語対応済み。ただしhtcのアカウントが必要になる。発売時と違い国内発送になっており関税はないが、送料が別途必要になる。

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3:ネットショップから購入する

楽天のツクモショップから正規品として購入が可能。ポイントが付き、送料無料なのでお得感はある。Amazonでもパソコン工房などから正規代理店から購入が可能になっている。

・Amazon

 

・楽天ツクモ

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必要なパソコンスペック

VRは一般的なPCより高いスペックを要求される。しかしPCの進化によって価格は低下しており、ハイエンドからミドルレンジと価格帯も広くなってきた。自分の予算と目的にあった適切な選択を行うために各パーツの要点をチェックしておこう。

CPUプロセッサ

・Intel™ Core™ i5-4590、AMD FX™ 8350、または同等クラスのCPU以上

・オススメ:core i7-6700

VRパソコンの中枢となるパーツ。CPUが貧弱な場合はGPUも性能が出しきれなくなる。現在はCore i7 6700が主流だ。Core i5でも現時点では十分だが、DirectX12への移行が早いPCVRの場合は4コア8スレッドを要するCore i7を選択しておいたほうが末永く利用できる。CPUはGPUほど進化が早くなく、製品サイクルも長くなってきているのでCore i7がベストチョイスだろう。

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CPU世代は第4世代のCore iシリーズ以降であれば基本問題ない。しかしCore i7 4790Kなどは必要十分だが 、メモリやチップセットのSSD等のインターフェイス周りで旧式化しており製品寿命は短くなる。今から購入するなら第6世代がベターだ。

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またVRやゲーミングPCの場合クロック周波数も重要だ。8コア16スレッドの3.0Ghzより4コア8スレッド4.2Ghzの方が高フレームレートを維持しやすい傾向が強い。20万円近くするCore i7 6950X(10コア20スレッド)より3万円程度のCore i7-6700K(4コア8スレッド)の方がVRゲーム上のパフォーマンスは高くなる。必ずしも価格が高いPCがVR向けとは限らないので適切な選択を行う必要がある。ただしVR開発を視野に入れると多コアCPUも選択肢には入る。

AMDのCPUに関しては今のところ選択肢には入らないだろう。次期CPUのZENの巻き返しに期待だ。

グラフィック(GPU)ボード

・NVIDIA GeForce™ GTX 1060、AMD Radeon™ RX 480、または同等クラスのGPU以上

・オススメ:GeForece GTX1070 

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VRパソコンを選択する上で最も重要なパーツ。進化が早く、価格も変動しやすい。10万円で発売されたパーツが1年後には4万円程度に暴落するのは良くある。自分の予算に応じて選択しよう。基本的には「VR Redy」を謳ったGPUであればVRゲームは問題なく遊べる。それ以上はどこまで高画質なグラフィックオプションを選択するかによって変わる。コンシュマーゲームと違って、グラフィックボードの変更は容易だ。今後必要に応じてアップグレードする事を前提に選択しても良いだろう。

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↑SteamVRベンチの目安値。現時点ではGTX970以上からVR Redyの7.0以上となっている。

   

・2枚差しのSLIは現時点では殆ど未対応

現時点でSLIやCrossfireに対応したVRゲームは殆どない。少ない対応タイトルも描画パフォーマンスの向上としてではなく、物理シミュレーションのPhysX専用ボードとして割り当てる方法だ。この利用方法はPhysX割当ボードは低いGPUでも十分な効果が得られるため、高価なGPUを2枚差しといった構成は現時点ではVRPCとしてのコストパフォーマンスは低い。

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メモリ・OS・その他

・メモリ:4GB以上 オススメ:16GB)

最低4GBとなっているが、今後を踏まえると8GBは欲しいところだ。16GBあれば数年は足りなくなる事はないだろう。

・OS:Windows7SP1 Windows8.1 Windows10 オススメ:Windows10) 

Windows7でも動作するが、DirectX12対応のWindows10を強くプッシュしたい。またWindows7は動作トラブルも多い。

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・ビデオ出力:HDMI1.4 またはDisplayPort1.2以上

VR Redyのグラフィックボードであれば大抵満たしている。HDMIポートが2つあれば、複数のPCVRを所有した際に便利だが1つでも問題ない。

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・USB:USB2.0×1

USB3.0よりUSB2.0に接続した方が安定する。勿論USB3.0にも対応可能だ。

ケース1:新規にVR対応のPCを購入する場合

新規にVRパソコンを購入する場合、概ね13万円~20万円程度で目的と予算にあった構成を選択する事になる。パソコンはグラフィックボードの換装が可能なため、とりあえず最低限のVRPCを購入し、新しい世代のGPUが発売されたらグラフィックボードだけ乗り換えるのもアリだ。

・コストパフォーマンス重視 13万~15万円

通常のVRゲームで十分な画質とフレームレートを維持し、VR「対応」ゲームやヘビーVRタイトルでも画質オプションを調整する事で問題なくプレイ可能なコスパ重視のグレード。ゲーミングとしてはフルHDであれば殆どのタイトルで高画質オプションが可能だ。

・構成例

CPU:Core i7-6700 、GPU:Geforece GTX1060  、メモリ:8~16GB

・バランス重視 16万~18万円

通常のVRゲームで高画質オプションでフレームレートを維持し、VR「対応」ゲームやヘビーVRタイトルでも十分な画質でプレイ可能なバランス重視のグレード。このクラスであれば暫くは困ることはない。ゲーミングとしてはフルHDであれば殆どのタイトルで最高画質オプションが可能になってくる。

・構成例

CPU:Core i7-6700、 GPU:Geforece GTX1070、 メモリ:16GB

・ハイグレードモデル 20万~22万円

通常のVRゲームで最高画質オプションでフレームレートを維持し、VR「対応」ゲームやヘビーVRタイトルでも高画質でプレイ可能なハイグレードクラス。「内部解像度」を向上させて、更に精細な画質でプレイする事も視野に入ってくる。殆どのVRゲームで困る事はなく、動作に問題があるタイトルはバグに近い。ゲーミングとしては4Kの高解像度が視野に入ってくる。

・構成例

CPU:Core i7-6700K or Core i7-6700、GPU:Geforece GTX1080、メモリ:16GB ~ 32GB

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*RenderResolusionを変更する事でハイエンドGPUの性能を発揮できる

ケース2:既に所有しているPCをアップグレードして利用する場合

既にCore i7の第二世代以上のPCを所有している場合はグラフィックボードをアップグレードすれば、現在のタイトルの大半は問題なく遊べる可能性が高い。ヘビータイトルでもグラフィックオプションを調整する事で遊べる。

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Sandy Bridge世代のCore i7-2700K OCやIby Bridge世代のCore i7-3770KなどのCPUを持ったPCを所有しているのであれば、安価なVR Redyグラフィックボードで現在のVRタイトルを堪能し、タイトルが揃ってきてから次世代CPU+GPUに乗り換えるのは悪くない選択と思われる。

・コスパ重視GPUのVR Redyグラフィックボードに換装

Geforce GTX1060、Radeon RX470OCかRX480あたりがコスパが良い。予算に余裕があれば更にGTX1070がベターだが、CPUが足を引っ張って性能が出しきれない可能性が高くなる。

 

「ProjectCars」などVR専用ではなく対応タイトルを遊ぶ場合は最高性能のVRPCが必要になり、旧世代のCPUではボトルネックになりやすい。高画質設定のVRゲームやVR「対応」ゲームが目的の場合はシステムの一新を検討した方が良いだろう。

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ケース3:自作でVRPCを組み立てる場合

自分好みのパーツで構成できる自作するのもパソコンならではの楽しみ方だ。拘りのコンパクトPCや既製品を超えたスーパーハイグレードモデルなども自由に作れる。

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Pascal、Polaris世代の出揃った現在ならGPUにも幅広い選択肢が出来き、柔軟な構成で組み上げる事が可能になってきた。

購入後のセッティング・VRゲームソフト等

htc VIVEはルームスケールを実現するためのベースステーションのセッティングが必要になる。一度セッティングしてしまえば終わりだが、初回は多少の工夫が必要になってくる。

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セッティングのポイントや各種ノウハウ・トラブル対応事例、SteamVRのソフト情報を以下に纏めている。何らかの参考になれば幸いだ。

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