ZBrushと3dsmax、Maya、Modo、PhotoshopなどのDCCツール間のデータをシームレスにやり取りする「GOZ」は必須ツールだ。しかし長期間メンテナンスなしで利用していると、テンポラリーファイルが蓄積し、Cドライブの容量を圧迫する。この問題を回避するためには定期的にクリアーする必要がある。
Gozのゴミファイルの場所
デフォルトでGozのテンポラリーファイルは以下に生成される。GOZでやり取りする度に作成されていく具合だ。
C:\Users\Public\Pixologic\GoZProjects\Default
このテンポラリーファイルの位置は変更出来ない。よって長期間放置しているとCドライブを徐々に圧迫していく。空き容量が小さい状態で作業を続ける事はOSやプログラムファイル、メモリのテンポラリーファイルにとって良くない。
*↑昨今のファイルサイズは大きい。1ファイル1GB級もザラだ。放置していると数十%をGozゴミファイルが占めてるような状況も珍しくない。
Clear Goz Cachesでテンポラリーファイルを削除する
ZBrushのメニュー上部からPerfomance>Goz>「Clear cashe files」を選択する
ダイアログが出るので「OK」を押す
「C:\Users\Public\Pixologic\GoZProjects\Default」 からテンポラリーファイルがなくなる
*ZBrushがハングアップした際に、バックアップも作成されないファイルがココに残ってる場合がある。必要なファイルが救出できなかった場合はダメ元で Gozテンポラリーファイルをチェックしてみると良いかも。